今日もぬりえ日和

趣味のぬりえの話を中心に、部屋の片付け奮闘記など

キレイなベタ塗りの仕方2つ、それぞれの特徴をまとめてみたよ

ぬりえを始めて最初に知りたい事って、色鉛筆の線が目立たないキレイな塗り方や、グラデーションの仕方みたいなテクニックですよね

特に最初のぬりえが薄い人って、色鉛筆の線を目立たせたくなくて、本当は濃く塗りたいのに薄くなっちゃったって方多いと思うんです
まぁ自分がそうだったんですが、最初の1枚を見返すとかなり色鉛筆を寝かせた角度で塗ってました

私の最初1枚

色鉛筆でのベタ塗りは薄い塗りを何度も重ねて塗るのが基本、これが出来るとグラデーションや混色などのテクニックが出来るようになります

 

ベタ塗りの仕方は、大きく2種類あります


右の一つは誰もが最初にやるだろう斜線を引く塗り方です

あとの二つがキレイなベタ塗りのやりかた
くるくる塗りと、クロスハッチング塗りです

くるくる塗り(中央)はランダムな丸を沢山重ねていく塗り方で

クロスハッチング塗り(右)は最初の斜線塗りの応用版で角度を変えて斜線を重ねて塗っていく塗り方です

それぞれ、ランダムさ、きっちりさが特徴で長所、短所、難易度がそれぞれ違うので、両方覚えて、使い分けるとかなりキレイなベタ塗りが出来るようになります

早速それぞれの特徴を見てみましょう

 

”ランダムさ”がポイントな「くるくる塗り」

くるくる塗りはその名の通り、沢山の丸を描くように塗る塗りかた
最初はもじゃもじゃだけど、何度も重ねていくとキレイな塗りになっていきます

ランダムな丸の集まりなので、多少線が見えても目立ちにくいのが特徴、初心者さんにはまずくるくる塗りがオススメ

ただランダムなので自分でも正確に紙のどこを塗っているのか分からないので、均一に塗ったつもりでも同じところばっかり塗れていたり、逆もあったりで、ムラになりやすいです

ランダムで丸いので輪郭をぼかしたい、グラデーションの色の切り替わり部分を自然に滑らかにしたい時にはこちらの塗りがオススメ

あと、直径1mm以下の小さな塗りムラを修正するにはこの塗り方が向いてます、それより大きいとクロスハッチングの方がいいかな

あと、色鉛筆の軌道が円で大きくなりがちなので細かい部分を塗るのにはちょっと向いてないかも(はみ出しやすい)

 

”きっちりさ”がポイントな「クロスハッチング塗り」

クロスハッチング塗りは最初の斜線を重ねる塗り方の応用(短い線を組み合わせて塗る塗り方をデッサンではハッチングといいます)

斜線で塗って、方向を変えて重ね塗りを繰り返す方法です、とてもきめ細やかに塗ることができますが、難易度を考えると…

直線の組み合わせなので、線に目が行きやすい、目立ちやすいので、くるくるより薄く塗って回数を重ねていく必要があります

その際力加減を間違えて線が見えるような所があると、塗り重ねても目立つこともあったり、斜線の間隔が空いた所があると、そのまま重ねるとムラになったり、その上薄さを重ね回数が求められるので根気と精密さが必要です、自分はこの塗り方をメインにしてますが、ぶっちゃけしんどいです、ただムラが出にくくきめ細やかに塗れます

自分がどこを塗ってるかが正確に分かりやすいので、ムラになりにくく、ムラができても修正しやすいです

あと線の組み合わせできっちり塗るやり方なのでぼかす、グラデーションの際などを自然に塗るのは苦手です

かならず直線で塗らないといけないわけではないので、細かい所は

 

それぞれの特徴をまとめてみると

くるくる塗り
  • 色鉛筆の線が目立ちにくい、初心者向け
  • ムラになりやすい
  • 輪郭をぼかしたり、グラデーションの切り替わりを自然に出来る
  • 直径1mm以下の小さいムラの修正に向いている
  • 細かい所の塗りには向いていない、はみ出しやすい
クロスハッチング塗り
  • 精密さと根気が必要で初心者向けとは言えない
  • ムラになりにくく、きめ細やかに塗れる
  • ぼかしやグラデーションの切り替わりなどは苦手
  • ムラの修正がしやすい
  • 細かい所の塗りがやりやすい

細かい所はクロスハッチング、広い所はくるくる塗り、

ムラの修正がしやすいので、基本はくるくる、ムラができたらクロスハッチング塗りで修正という使い方がおすすめかな

これはベタ塗りのやり方なので、線を目立たせるようなタッチでの塗り方もあるし、あえてムラを出す塗り方もあります

それでもキレイなベタ塗りが完成度に大きな差が出るので、まずはそれを出来るようになるのがオススメです

大人の塗り絵を上達するために初心者の時からやって欲しい3つのこと

ぬりえって子供の頃のようにただひたすら塗るだけでも楽しいけど、上手くなりたいと思いだして、上手い人のぬりえを見て「こんな風に塗りたいなぁ」とか思い出すと、どうしていいのか分からなくなって途方にくれちゃったりするんですよね、私はそうでした

「色の選び方とか塗りのテクニックとか影の塗り方とかどうやって学べばいいの?
考えること多すぎて何から始めたら良いのかさっぱり分からない」

ネットで調べると丁寧なメイキングもたくさんあるんですが、そういうテクニックを実践出来るのはもっと先のお話

ぬりえに限らず、何事も最初の一歩が一番難しくて、とっかかりや行きたい方向が見えないまま続けても、いつまでも自分の目標にたどり着かないんですよね

北に行きたいのに逆さまの地図を見て、南に進んでたら目的地につかないのと同じです

今回はそのとっかかりのお話、この3つを意識して続けているとぬりえが楽しく上達出来るようになるはずです、その3つとは

1. 薄く塗って、重ね塗りを出来るようになる
2. 積極的に混色をする
3. 普段から光や影を意識して物を見て考える

一つ一つは簡単だけど、ちょっとざっくりしすぎなので、それぞれの効果を加えて説明していきますね

1の「薄く塗って重ね塗り」が出来るようになると塗りのテクニックを覚えられるようになります

色鉛筆の線が目立たないキレイな塗り方。グラデーションの仕方、重ね塗りの混色など、ここの記事を読んでる方が1番知りたいであろう塗りの基本技術は重ね塗りが出来ないと上手くできません

最初から薄塗りの人もいると思いますが、そういう方は第一関門突破と言うことで重ね塗りを覚えてどんどん技術を覚えていってください

たまに最初から力を入れて色鉛筆の線を目立たせながら1発で濃い色を塗ってる人でそれを「味」「私の個性」として薄塗りをする発想がないまま何年もぬりえやってて上手くならないと嘆いてる方をお見かけするので、最初はタッチの好みは考えず、薄塗りを覚えて下さい

2の「混色」を積極的にしていくと、色彩感覚が育って色の扱いや配色センスを磨けます

最初から思い通りの色を作るのは難しいかもしれないですが、色々試してるうちに色の違い、特に色み(色相)の違いが感覚で分かってくるので、色の選び方が分かりやすく、色の知識も理解しやすくなり、色彩センスを磨くための土台が出来ます
色に限らず、私にはセンスが無いと諦める人もいますが、そもそも磨く前の土台が出来てない事が多いんじゃないかなと思います

そもそもセンスって優れた感覚ではなく知識が物をいうものらしいので、知識を吸収出来るだけの下地が必要です

あと混色(重色)で作った色は複雑さや深みがあってぬりえのクオリティを上げてくれるので良いことづくめです

3の「意識して物を見る」は影塗れるようになる為、なのですが、光と影については難しすぎて、これだけで塗れるようになる訳では無いですが、意識してものを見る事、観察は道具もいらないし、何時でもどこでも出来ます

見て、いろんな事に気がついて、どうしてこうなるんだろう?と考えたりしてると、本やネット等で影の塗り方を調べて学ぶ事があってもも理解がしやすいし、他の方の作品を見て学ぶことも出来ます
いつもでもどこでも出来るので始めるのが早ければ早いほど観察に費やす時間に大きな差がでます

逆に影はぬりえが上手くなってから学ぼう、見本のマネしてたら塗れるようになるだろって思ってる人はそのまま5年10年経っても影を塗れるようにはならないだろうなぁとは思います

大人の塗り絵って毎日何時間も費やして何年も続ければ上手くなるって物ではなくて「3年以上毎日か週3つ位のペースでぬりえを完成させてSNSなどに上げてるけど、配色や表現の引き出しが少なくて、使える技術が少ない、毎度代わり映えがしない」って人はこの3つをおざなりにしてるか、気が付かないまま塗り続けてきたんじゃないかなと思います

混色の項目にも書いてますが、塗りのテクニックや色の使い方など、情報はあっても、それを吸収して自分のものにできる為の下地ができてなければ理解と実践ができないので、まずはその下地を作るのが大事です

これが出来れば、自分で試行錯誤したり、他の方が公開してるテクニックを取り込んだりして、いろんな表現を覚えていけると思います

次回はこの3つの基本について、それぞれ実践も踏まえて細かい説明をしていきたいと思います
まずは薄塗り、重ね塗りが出来たら出来るテクニックのお話と、色鉛筆の線が目立たないベタ塗りのしかた2種類とそれぞれの特徴と使い分けについて書けたらいいなぁ
混色に関しては以前に書いた記事があるのですが、分かりにくそうなので、そのうち書き直したいです

suzune86.hatenablog.com

 

紫で柔らかい感じを目指して、エポルの塗り絵ブックを塗ってみる

ここ2月ほど塗ったのがプリキュアをちっさぬりえだったので、久々に大人の塗り絵
紫でふんわりした感じで塗りたいなと、イメージふわふわのまま見切り発車で塗り始めました


背景とお肌を塗ったところ
背景はいつものトンボ1500を粉にして指でこすりつける方法で、使用色はうすむらさき、ももいろ、みずいろ

薄紫をメインに広げた上にランダムで水色と桃色を広げたり、順番を逆にしたり、3色の粉を一気に広げたり色々試してました

ランダムな色ムラだすには先に桃色、水色を広げた上から薄紫が良さそうかな
全部の粉を出してから広げると混ざってキレイな紫になるので、これは之でありかなとは思いました


こんな感じで削った粉をちらして指で塗り拡げるんですが、桃色と水色だけでもまざってきれいな薄紫が出来ます
多分このテク、普通は1色でやるやつだと思うですが、どうせムラを出すなら色を混ぜてさらにムラと情報量を足してやれ!とつい混ぜ混ぜしちゃいます

タイムリーに大好きなミセスの新曲が「ライラック」なので作業BGMで聞きまくって混ました、薄むらさきがライラックですね。薄い青紫は藤色

ミセスの青色系の色名の歌といえば「藍(あお)」も大好きです(関係ない)

で、次は髪なんですが、色を決めてなかったので、とりあえず赤紫と紫で影を塗ります


トンボ1500の赤紫→紫で、このままでも可愛いなぁと思ったんですが、これで赤茶にしたらどうだろと思いついたので、こっから赤茶を重ねます


可愛いね赤茶色、暗い部分と紫が浮いている部分にこげ茶も入れて、これで完成…ではないんだなこれが、上から三菱ポリカラーのうすだいだいを重ねて髪の艶感アップを試みます。

イラストレーターのもじゃクッキーさんが銀髪キャラにやってた技なんですが、あの方の色彩感覚本当どうなってるんですかね、凄すぎる
これはトンボだったら伸びないだろうなぁと色鉛筆を変えたんですがポリカラー意外と伸びないので、今度色鉛筆どれだけ伸びるか選手権を行いたいと思います、まぁポンキーペンシルがぶっちぎり優勝なのは確かなんですが、程々に伸びるのが知りたいんですよね

というわけで髪の毛完成
前の写真と光の入りが違うので見え方が異なりますが、ツヤがアップしてます


カーテンは悩んだ結果(見切り発車すぎ)透ける生地にしたので色は最低限にうっすら
ただ後ろに物がないので透ける意味がないという

紫要素が少ないし、服こそは紫に!と意気込んだもののメインと影の色味が違って違和感発生するという体たらく、でもなんかこういうちぐはぐさもなんか好き

カーテンと服は柔らかい感じにしたくて、色の粒が大きい無印色鉛筆を使いました
服のメイン色は54番ぼたんいろ、影色は33番薄むらさきと27番藤紫


こっから写真撮ってませんでした(汗)

女の子の服の色が目立たないので、後ろのクッションは彩度を落としてくすんだ色に…といってもくすみ色の作り方が分からなかったので、黄色みのある無印26番うすねずみいろで塗った上からメイン色をのせました

家具(?)は目立たないように薄い色で、白木にしようとしたら色味が離れすぎて悪目立ちしたのでポリカラーの紅かば色を重ねて赤みを足したら木製らしさも増したので良かった
メイン:ポリカラー黄土色、影色:無印33薄むらさき→ポリカラー紅樺色、影色:赤紫&紫

背景の葉はミックス色鉛筆で、べにいろ、朱色にそれぞれきもも色グラデーションや色を伸ばしてます
とてもきれいな色になったんですが、ちょっと目立つので、新兵器を導入してふんわりにする作戦にでました

ポスターカラーをスポンジで取って、黒い輪郭部分をぼかしてみました…が、これ難しかった
メイク用のスポンジでピンポイントに絵の具を乗せるのが難しい、絵の具が付きすぎるので乗せた後に別のスポンジでポンポンとして伸ばしました。ベビー綿棒を使った方が良かったかなぁ
そんなこんなで完成したのがこちら 

後ろの葉っぱの輪郭がぼやけて主張が控えめになってメインが目立つようになった…ハズ

ふわふわの見切り発車で始めてしまったので、それぞれの色はいいんだけど、色彩調和や視線誘導と考えると反省点多めな感じに
結局家具が目立ってしまってるのはいいのだろうか…一番目を引くのは女の子の髪なのでまぁそこまで失敗してないとは思いたい

元絵を見直すと全体的に黄土色とくすんだ色で構成されてる中、女の子の髪色が黒で服が深みのある赤でキャラをメインで目立たせる配色になってました
ざっくりでもいいから色彩計画を立てておくのは必要だなぁと反省しました
とはいえ、何が起きるかわからないびっくり箱のようなフリーダムな塗りもしてみたい

ただ後者はおかしくなっても、調和出来るように修正するセンスが必要なので要勉強ですね

色々反省点も課題もありますが、まぁ塗ってる時に面白ければいいのだよ!
次は色味を絞った配色をやってみたいですね

水彩色鉛筆の使い方を色々考えてみた

私は学生時代の美術の授業が大の苦手でその中で一番の苦手が絵の具(不透明水彩、ポスターカラー)でした

水彩のイラストを見るのが好きで憧れてたけど、自分に出来る気がしない、水彩色鉛筆なら水彩がダメでも色鉛筆として使えるし、と買って見たものの、上手く使えず、むしろ水彩絵の具の方が使いやすい気すらする程苦手な画材になってしまってて、これじゃダメだ!といろいろ試行錯誤した経過が今回のお話

水彩色鉛筆の使い方は大きく3つ

普通に色鉛筆として塗る(ドライ)

色鉛筆として塗ったものに水をつけて溶かす(ドライ+水)

色鉛筆として塗らずに、直接芯から色を取ったり、梅皿や捨て紙の上で溶かした色を撮って塗る方法(ウェット)

この3つが主なんですが、手持ちのノリスアクレェルは学童用の低価格商品なのもあって普通の色鉛筆(油性色鉛筆)としては使い勝手がめちゃくちゃ悪いです、粉を擦り付けてます!って感じが凄くします

同じステッドラーでも上位商品のカラトアクレェルはドライでも使いやすいというけど、それだったら普通に油性色鉛筆使うよねってなるので、ここは考えない方針でいきましょう

水彩色鉛筆で塗っても紙はめっちゃ大事、強い筆圧で濃く塗って溶かすとデメリットだらけ

で、2番の方法が水彩色鉛筆独自の塗り方で、紙を選べないぬりえに一番使いやすい塗り方のハズなんですが、私はこれが一番苦手です

思ったように溶けない、色が薄くなる

想像以上に紙の相性と塗りの濃さの調整が必要な気がしてます

いきなりぬりえで失敗すると泣くのでスケッチブックで練習するんだけど、薄く塗って溶かすと薄くなりすぎる

デコボコが大きいスケッチブックだと尖ってない色鉛筆で塗ると紙の凹部分(紙の目に色が入らないので、上に乗ってる色鉛筆の量が少ないので溶かすと更に薄くなる、ぬりえで試した時はいい感じに溶けたのにスケッチブック使ったら薄すぎる原因の一つがこれだったんでしょうね、あと紙の水の吸い込みやすさとかもあるんだろうけど、やはり紙の相性はすごく大事

それなら筆圧強めに濃く塗ればいいのだけど、そうすると溶かしても色鉛筆の塗りあとが残る事があるし

それ以上に重ね塗りでできた色と溶かした時の色が変わるし、ムラができやすい

濃く塗るとそれだけ色が多く乗ってて、それが層になってるのでさっと溶けずに片方の色が濃くでたりしてムラになるし、溶かす前となんか違う色になりがち

あと紙が水に弱いと塗った面にポツポツが出来るし、1枚テスト用と割り切って色ののりかたなどを確認して、それに合わせて塗り方を調整する必要がある感じ

そのわりに教本にはドライ+水の方法ってあんまり乗ってなかったり、さらっと説明されるので失敗しまくって、結局絵の具と同じ使い方してしまうって人多いんじゃなかろうか

あと水彩色鉛筆のままでやる混色は難しいです

 

最初に買った教本はほとんどウェットでの塗り方の説明ばかりだったので、それなら固形水彩でいいやん、となって水彩色鉛筆への苦手意識が加速しました

そっか濃くグリグリ塗らないでもキレイに溶ける紙を使うのがいいって事かな

このぬりえ紙あたりは最初にドライだけで塗るつもりであとから試しに水を使ったんだけど意外と溶けてた、ちっちゃぬり絵の紙とは案外相性いいのかも

色鉛筆として使わず水で溶かして塗る方法いろいろと問題点

色鉛筆の芯から直接色を取る

塗って溶かすが難しすぎてこの方法に落ち着いたけど、ピンポイントな狭い面を塗るならいいんだけど筆に付いた色がちょこっとだけなのでそっから塗り広げづらいし、水の量での濃淡の調節が出来ないので意外と使いづらい、あと紙の上で色を取ると色水が飛び散って紙を汚すこともあるので注意が必要かも(結構やった

いらない紙に濃く塗って、そこから筆で色を取る(紙をパレットにする)

正直使う紙を間違えると薄い色水にしかならないし、紙をシリコン加工のクッキングシートを使ったりしたけど、結局紙に色を取られるので無駄が多い

紙の上で重ね塗りして混色もできるけど、ドライ+水で濃く塗って溶かした時と同じで溶かした後と色が違ったり、強い筆圧で頑張って塗って溶かした色が薄いの効率悪くて使う意味無いなぁとこの方法はやめました

芯を三本程横に並べてパレットにくっつけて固形水彩絵の具風に使う

溶かして使うなら自分的にこれが最適解

芯だけを削り出して、1cm程に切ったものを3つ作ってパレットにアラビアゴムメディウムが少量だして、その上に芯を並べて乗せて貼り付けるそれだけ

追記)試してみたら水だけでもくっつきました。パレットみたいに折りたたみのケースでなく、また時々外れたとしても問題ないとかなら水で十分かも

これだと筆に付ける色の面積や濃度が調節出来るし、空いたパレットのスペースで溶いたり出来るし固形水彩と変わらない使い方ができます

水彩色鉛筆と水彩絵の具だと成分が違いそうですが、アラビアゴムは水彩絵の具の展色材(顔料以外の主な成分)なので、水彩絵の具と水彩色鉛筆の混色ができるんだから混ざっても問題ないと思います

 

まぁこの使い方するなら素直に水彩絵の具使いなよとは思いますが、芯から直接色取る方法がほんのちょっとだけ濃く色を取りたい時に便利で水彩色鉛筆独自の方法かなって位でそもそもウェットの方法自体が水彩色鉛筆である必要がないので、水彩色鉛筆の利点って狭い範囲にピンポイントに塗れる事じゃないかなとは思います

初心者はタンク式の水筆を使わない方がいいかも

水彩色鉛筆といえばタンク式の水筆、筆洗い無しで楽チンと言われるけど、私は普通に水をつける筆がいいと思う

水筆って勝手に水が出てくるので、作業に時間がかかればかかるほど水の量が増えるんですよ

混色で色を取って混色スペースに広げて、次の色を取ってと、それぞれのタイミングで水が出てるので混ぜる頃には水でベシャベシャになるし

なにより水分量での濃度の調節ができない

普通の筆なら筆洗いからだして軽く水を拭き取ったらそこから水分量はほぼ変わりません(絵の具に付着して多少減るけど)だから絵の具を取る時に軽く撫でるだけで少量取れば薄い色に何度もなでてしっかり色を取れば濃い色になるんだけど、水筆だと常に水が出てるのでなでてる間に水が増えて薄い色しか出来ないので絵の具風に使おうとすると吐きそうなくらい難しいです

水彩紙でないぬりえに使おうとするならなおさら、筆で塗る作業を最低限に手早くしないと出過ぎた水で台無しになります

これで塗っている人が多いので上手く出来る人はいるんでしょうけど私には合わないと判断してやめました

最初はタンク式でない筆を使って慣れたらタンク式を試したほうが失敗が少ないと思います

私は名村大成堂のAWという初心者さん向けの筆を使ってます

文具店の定番セブロン系の筆もいいんですが、対して値段が変わらないので筆メーカーのちょっと上の物にしました。おかげさまで自分の中では無理ゲーだった水彩が色々試して学んでみたいものに変化しました、筆本当大事よ

自分が上手く行かない原因がある程度分かってきたので、水彩色鉛筆も少しづつ練習していきたいです、それより線画になる絵の練習をしなさいって話ですが(汗)

SNSで苦しくならないたった一つの方法

SNS苦手です。とてもしんどい

承認欲求の強い人と関わると精神的にダメージを受けてしまう

やらない、ってのが1番の手なんだろうけど、少し気楽に向き合えたらなと色々考えてみてでた結論がこちら

1.SNS(特にX)は社会の縮図では無い

 むしろ現実では「関わり合いになりたくない」人が活動しやすい世界なので、繋がる人をきちんと選ぶ

ネット世界の当たり前は当たり前じゃないし、周りに合わせて自分もダメになる必要はない、不利益もたらす人間を避けるのはワガママなんかじゃない

2.関わりのない”他人”を気にするのは、自分自身も本当に頑張ったり、何かに夢中になりきれてないから。他人を気にしないように頑張る、よりももっと好きな事に熱中する

あと自分に余裕があるか、余裕がないから他人の些細な言動や気になったり、楽しそうな他人を見て疎外感を感じがるんだと思う

3..承認欲求が強くなるのは、自己承認が出来ない、自分に自信がないから

自分に自信がないのは「もの凄く頑張ったり、何かに熱中出来ていないから」のも大きい、でも頑張るって大変だ。だから楽に手っ取り早く他者承認欲求を満たすために数を集める。そうすると頑張った記憶は生まれないので自己承認欲求は満たせず悪循環に陥る

4.いいねの数よりも、自分が「出来たこと」「心からいいなと思えたこと」の数のほうが何百倍も尊く、価値のあるもの

5.いいね稼ぎで幸せになれるなら、自分だって真似すればいいんだし、そう思ってないからやらないのに、なんで悔しいと思ってしまうんだろうと悩んでやっと気付いた

自分の頑張りが報われないかもしれない、って不安があるから

 

結論を言うと、何かを頑張って、熱中すれば全て解決するのでは

 

どうせネットの他人との付き合いでが自分の実生活に影響する事ほぼ無いんだし、不利益もたらしそうな人とは関わらなくてもなんの問題もないし、無責任で勝手なネット世界の他人を意識したり不快になってる時間がもったいない

いいね、フォロワー稼ぎを頑張ってる人ってきっと幸せじゃないし、そうしてる限り幸せになれないと思う、でも楽に一時の欲求を満たせる

でも楽せず努力して頑張っても報われるとは限らない、同じ報われないなら楽した方がいいのではという気持ちがどこかにあるから苦しい

そもそも今が全てじゃない

今理不尽な目にあっても、何年後かに思わぬ形で報われる事もあるかもしれない

それ以前に報われる定義って何だ?

報われるって見返りが必要なわけで、その時精一杯楽しめれば報われなくても大丈夫なのでは

だって報われるために頑張ってるわけじゃない。好きだから楽しいから頑張ってる

その頑張りが、輝く時が来ても自分が望んでた形とは限らないし、自分で気が付かないこともある

他人のこと、先のことなんて考えずに好きな事を思いっきり思うまま突き進んでしまえばいいじゃない、報われるなんて今は考えないでいい

頭を使わず手を動かしてとにかく手抜きの作品をあげて数を稼ぐのは楽だ

挑戦して失敗したら恥ずかしい、失敗が怖い、頑張っても上達しなかったらツライ

失敗したら意味がない、本当は挑戦しての失敗はちゃんと価値があるのにね、どんなにいいねの数を稼げても本当は自分が頑張って無い事に気づいていないわけなんて無いんだろう

好きな事、やるべき事を頑張る、成功し喜び、時に失敗し、悔しい思いをする、学んで成長する、そうしないと自分の自信が得られない、結局楽して自分への自信を得る方法なんて多分ない

結局、本気で頑張るしかないという結論しか出てこない、そこしか答えが見つからない

自分の楽しいを突き進んでいく、ひたすらそれだけ、なんてシンプルなんだろう

これからちょっと苦しくなったら、これ読み返そう、もちろん無理はしないで休みながら自分のペースでね

わんだふるぷりきゅあ!のぬりえとアニメの話

やっと晴れて写真が撮れるようになりました。

最近、水彩や部屋の片付けやなんやらで全然塗り絵できず、久しぶりのぬりえ、わんだふるぷりきゅあ!の主人公コンビ

結局アニメも見始めました、前作は9話で挫折したけど、今回は結構楽しんでます。主人公がどっちか分かんないけど

ぬりは今回もちょい雑に色鉛筆の上からポンキーペンシル伸ばしで

まずは伸ばす前、色は本の表紙を参考にしてます

いろはの服、表紙では紫だけどアニメ見たらピンクっぽくない?なんでかアニメだと明度が1から2段階上がるのなんでだ

伸ばしたあと

こむぎが大分感じ変わりました

色鉛筆の塗りが薄すぎたので少し茶色をいれつつ、うすだいだいと白で伸ばしました

ポンキーペンシルでの色の混ぜ方や伸ばし方にやっと少し慣れてきました

色鉛筆は基本重色だけど、ポンキーは混色が出来るの面白いです

主線が薄くなった部分をシャーペンで書き起こしたけどまだ薄かったなぁ

いろはちゃんも可愛いんだけど、多分キュアリリアンであろう猫屋敷まゆちゃんが非常にかわゆいので100円塗り絵にいないのが悔やまれる、本当やめてくんないかな最初の二人以外の正体隠し

 

で、こっからアニメの話、興味ない方はスルー推奨

なんでわんこと主人公?の耳と髪の形が一緒なん?と気になってアニメを見てみたものの

第一話で試合の助っ人に出かけるいろはに置いていかれて、やたらと悲しそうなこむぎを見て、前作みたいな依存ぽかったら嫌だなぁ…と思ったり、第一話はちょっと微妙だったものの、二話からはそんな事なく楽しく見れてます

こむぎがマジでケモノなんですけど、本能全開でマジでいろはしか見ていない

ここから人間らしい情緒な教養を学んで…っていきなり中学生は無茶すぎない?

おかげでどう見ても主人公がいろは。

人間になってお話できるようになって、いろはともっと一緒にいたい、対等になりたいと思っても、いろはのことしか見えてないこむぎと、プリキュアとして一緒に戦うようになっても、いろははこむぎの飼い主であって対等にはなれない、二人のすれ違いが丁寧に書かれてて面白い

こむぎの視野が広がって、いろはの側だけでない自分の世界をちゃんと見つけて、自立していかないと、本当に対等な相棒にはなりきれないんだろうし、こむぎ頑張れ!

二人も可愛いけど、人見知りのまゆがかわいい、ユキのほうがお姉さんぽいね

テンパったり、うだうだしてるのがなんか微笑ましい

最近プリキュアアニメを観出して、パンチにキックの肉弾戦にびっくりしたので戦わないのは、自分的には全然アリだな

長々とくだらないヲタ話ですみません

4月から裏番組がシンカリオンCWか、男女兄弟の熾烈なチャンネル争いが起きそう

シンカリオンの塗り絵も出てほしい、出たら絶対買うのでショウワノートさんお願い!

でもシンカリオンは塗れる気がしないけど、細かすぎて子供向けの定義バグってる

 

手作りパレットと混色遊び再び

くるみボタンで自作パレットを作ってる人がいると聞き、家に余ってたくるみボタンを引っ張り出してきたのですが大きいのが4個、小さいのが6個しか残ってなかった
毎回混色スペースで色作るのも場所取るし、よく使いそうな色は調色しとくのもいいかなと思ってるんだけど、ちょっと少ない
水彩色鉛筆を塗って溶かすのが上手く出来ないので芯を絵の具のように出して溶かす場所も欲しい
要は耐水性でちょうどいいサイズの入れ物があれば良いわけで、そういえばちょうどいいサイズの物あった

 


ドライアイ対策に使ってるアイシャンプーの容器
本体は切って、洗剤のミニボトルやヤスリ用の歯ブラシや調色スプーンや筆等を乾かすスタンドにリメイクしたけど、フタも何かに使えそうと取っておいたの、これを短くカットすれば傾斜もあるしちょうど良さそう

とはいえプラスチックを切るのって大変で、私は熱を使った工具で切ってるのだけど、切る専用の道具でないので断面がめちゃくちゃ汚くなるのでデザインナイフとヤスリで均して、底になる所が丸まってるので削って少し平らにしてなんとか出来たのがこれ

正直数時間かかってるので、タイムパフォーマンスは酷いけど、久々にヤスリがけの作業を黙々としたのは、そこまで嫌じゃなかったな、面倒だったけど!
これがあと4個集まれば梅皿が作れそう
まぁ素直にパレット買えという話ですが、流石にサクラマット水彩入れてるパレットがカオスなので、ターナー透明水彩を使う頃には450円のサクラのパレット買おう

で、早速調色のお試しも兼ねて混色遊び

 



レモン色にセルリアンブルーを混ぜるときれいな緑にはなるけど、青緑にはならないので青を混ぜてみたりしたけど、結局普通に青と緑で私好みの青緑が出来ました、しまったセルリアンブルーで試しても良かったなぁ
色鉛筆の薄紅色を再現しようとお試してみたけど、色鉛筆の色を見ると紅色の様な青みがない気がしたので保留で、赤とうすだいだいで私好みのピンクを作ってたらなんかそっちの方がぽい気がする不思議
調色の為に黄色を朱色でオレンジ色々作ってみたり、ちなみに右端と左3番目位のオレンジが好み
下に黄色と赤で作ったオレンジも作ってみたけど、いい色だと思うけどやっぱ鮮やかさには欠けるね

パレットといえば、ぬりえを始めた頃に水彩出来たほうがいいと聞いて、練習のために買ったダイソーの固形水彩の中身を捨てて入れ替えるのもアリなのかも


ただこれ買った当時は外の色が黄色しかなく色が気に入らない…白だったら良かったのに
容器だけならセリアの12色が透明でちっちゃっくてデザイン良いよね、まぁこれの為に買うくらいなら普通にパレット買うけどさ
家にあるものでなんとかリメイクはただの私の趣味であります(笑)