今日もぬりえ日和

趣味のぬりえの話を中心に、部屋の片付け奮闘記など

紫で柔らかい感じを目指して、エポルの塗り絵ブックを塗ってみる

ここ2月ほど塗ったのがプリキュアをちっさぬりえだったので、久々に大人の塗り絵
紫でふんわりした感じで塗りたいなと、イメージふわふわのまま見切り発車で塗り始めました


背景とお肌を塗ったところ
背景はいつものトンボ1500を粉にして指でこすりつける方法で、使用色はうすむらさき、ももいろ、みずいろ

薄紫をメインに広げた上にランダムで水色と桃色を広げたり、順番を逆にしたり、3色の粉を一気に広げたり色々試してました

ランダムな色ムラだすには先に桃色、水色を広げた上から薄紫が良さそうかな
全部の粉を出してから広げると混ざってキレイな紫になるので、これは之でありかなとは思いました


こんな感じで削った粉をちらして指で塗り拡げるんですが、桃色と水色だけでもまざってきれいな薄紫が出来ます
多分このテク、普通は1色でやるやつだと思うですが、どうせムラを出すなら色を混ぜてさらにムラと情報量を足してやれ!とつい混ぜ混ぜしちゃいます

タイムリーに大好きなミセスの新曲が「ライラック」なので作業BGMで聞きまくって混ました、薄むらさきがライラックですね。薄い青紫は藤色

ミセスの青色系の色名の歌といえば「藍(あお)」も大好きです(関係ない)

で、次は髪なんですが、色を決めてなかったので、とりあえず赤紫と紫で影を塗ります


トンボ1500の赤紫→紫で、このままでも可愛いなぁと思ったんですが、これで赤茶にしたらどうだろと思いついたので、こっから赤茶を重ねます


可愛いね赤茶色、暗い部分と紫が浮いている部分にこげ茶も入れて、これで完成…ではないんだなこれが、上から三菱ポリカラーのうすだいだいを重ねて髪の艶感アップを試みます。

イラストレーターのもじゃクッキーさんが銀髪キャラにやってた技なんですが、あの方の色彩感覚本当どうなってるんですかね、凄すぎる
これはトンボだったら伸びないだろうなぁと色鉛筆を変えたんですがポリカラー意外と伸びないので、今度色鉛筆どれだけ伸びるか選手権を行いたいと思います、まぁポンキーペンシルがぶっちぎり優勝なのは確かなんですが、程々に伸びるのが知りたいんですよね

というわけで髪の毛完成
前の写真と光の入りが違うので見え方が異なりますが、ツヤがアップしてます


カーテンは悩んだ結果(見切り発車すぎ)透ける生地にしたので色は最低限にうっすら
ただ後ろに物がないので透ける意味がないという

紫要素が少ないし、服こそは紫に!と意気込んだもののメインと影の色味が違って違和感発生するという体たらく、でもなんかこういうちぐはぐさもなんか好き

カーテンと服は柔らかい感じにしたくて、色の粒が大きい無印色鉛筆を使いました
服のメイン色は54番ぼたんいろ、影色は33番薄むらさきと27番藤紫


こっから写真撮ってませんでした(汗)

女の子の服の色が目立たないので、後ろのクッションは彩度を落としてくすんだ色に…といってもくすみ色の作り方が分からなかったので、黄色みのある無印26番うすねずみいろで塗った上からメイン色をのせました

家具(?)は目立たないように薄い色で、白木にしようとしたら色味が離れすぎて悪目立ちしたのでポリカラーの紅かば色を重ねて赤みを足したら木製らしさも増したので良かった
メイン:ポリカラー黄土色、影色:無印33薄むらさき→ポリカラー紅樺色、影色:赤紫&紫

背景の葉はミックス色鉛筆で、べにいろ、朱色にそれぞれきもも色グラデーションや色を伸ばしてます
とてもきれいな色になったんですが、ちょっと目立つので、新兵器を導入してふんわりにする作戦にでました

ポスターカラーをスポンジで取って、黒い輪郭部分をぼかしてみました…が、これ難しかった
メイク用のスポンジでピンポイントに絵の具を乗せるのが難しい、絵の具が付きすぎるので乗せた後に別のスポンジでポンポンとして伸ばしました。ベビー綿棒を使った方が良かったかなぁ
そんなこんなで完成したのがこちら 

後ろの葉っぱの輪郭がぼやけて主張が控えめになってメインが目立つようになった…ハズ

ふわふわの見切り発車で始めてしまったので、それぞれの色はいいんだけど、色彩調和や視線誘導と考えると反省点多めな感じに
結局家具が目立ってしまってるのはいいのだろうか…一番目を引くのは女の子の髪なのでまぁそこまで失敗してないとは思いたい

元絵を見直すと全体的に黄土色とくすんだ色で構成されてる中、女の子の髪色が黒で服が深みのある赤でキャラをメインで目立たせる配色になってました
ざっくりでもいいから色彩計画を立てておくのは必要だなぁと反省しました
とはいえ、何が起きるかわからないびっくり箱のようなフリーダムな塗りもしてみたい

ただ後者はおかしくなっても、調和出来るように修正するセンスが必要なので要勉強ですね

色々反省点も課題もありますが、まぁ塗ってる時に面白ければいいのだよ!
次は色味を絞った配色をやってみたいですね