今日もぬりえ日和

趣味のぬりえの話を中心に、部屋の片付け奮闘記など

水彩初心者がパレットを作る、事の難しさ

この間混色試し塗りした時出したサクラマット水彩が固まったので使ってみました
現在こんな感じです

どうしてこうなった…(汗) 
ターナー透明水彩12色と同時に入らないので、サクラは仮で混色スペースに入れてお試ししようと思ったんですが、これだとターナーで混色しづらいよなと後で気が付きました、まぁ最初なのでお試しってことで(汗)
ただ絵の具の量が少ないのは考えてやってます
色々調べた結果、初心者が買った絵の具の全色、全量(5ml)をパレットに出しちゃうの、結構リスキーだと気がついたのです

色々透明水彩絵の具について調べて分かったいろいろ

  • パレットの色の並びは重要で、混色や配色のしやすさに影響する
  • 一度パレットを作ると並べ替えが大変(使い切らないと作り直せない)
  • 作家さんでも1本の絵の具使い切るのは数年かかる
  • どの色が必要で、どの色がいらないかは描く絵や本人の使い方による、数をこなすうちに分かってくる
  • 絵の具はチューブから出して長期間経つと劣化する。半年から1年で使い切れる量を出したほうが良い

これらを総合すると、自分の使う色が分かってない初心者の時に、安易に上級者を真似て、全色、全量出しちゃうと、自分の使う色が分かってきて、買い足した色を使いやすい所に出せない、自分に合わない使いにくいパレットを何年も使い続けなければならず、絵の具もどんどん劣化して塗りにくくなっていく事が起こり得る…ってそれむしろやっちゃダメなやつですやん

初心者のうちは少量を出して、自分が使う色や減り具合が分かるようになってから、1年で使い切れそうな量を出して毎年パレットを変えるのが良さそうです

で、早速乾いた絵の具を溶いてみたわけですが、溶かすのに結構水がいる。絵の具を溶かして、取って、混ぜてで色を作ると、この段階で水分多いので、水で伸ばしたりとか紙大丈夫?って気持ちになる

あと色が薄い!鮮やかな濃い色を出したいならその都度チューブから出した方が良さげ
サクラマット水彩は乾かすと固くなって取りづらくなるとは聞いてたけど、なるほどー!
その都度出す時は梅皿あるのでこれ使おう

毎回混色すると面倒くさいし、よく使いそうな色は調色しといてもいいかもしれない
問題はパレットなんだよね、調べてみたらくるみボタンを使ってパレット自作してる人もいるらしい…くるみボタンうちにもあるわ


昔100均のくるみボタンでバッジを作ってたことがありまして、数年前に柄が気に食わないのでバラしたら使えなくなったので塗装してマグネットにリメイクしたんですが、まさかそんな使い道があったとは…バッジに使ってたのはでかすぎる気もするのでお試しに買ったボタンサイズが使えるかも、これで調色した色のパレットを作ってみても良さそう、まぁちゃんとしたパレット買えよって話ですが
ちなみに今使ってるのがぬりえを始めた頃に水彩も出来たほうがいいと試したものの速攻挫折した時に買った100均のなので慣れたら、サクラクレパスの450円位のが欲しいなとは思ってます

なにはともあれ、そもそも塗り方が分かってない、自分の使う色が分からないし、今はぬりえに使いたいので水分量少なくて済む水彩筆ペンや水彩色鉛筆で塗ることに慣れる事ですね、あとそろそろ油性色鉛筆を触りたい

新しく買ったペンと、手持ちの水性ペンの色別見本を作ってみた話

自分の持ってるものを把握できれば、余計な物を買わなくなる
…と信じたい
節約モードに切り替えたいと言いながら、昨日もお買い物してきてしまいました

一応考えて買い物してるはずなんですが、真ん中の2本のペンは完全にノリ、んでもって失敗寄りの買い物でした、私のバカー!

自分は貧乏性でケチだと思うけど、思ったより結構いろいろ物を買ってるんですよね
物が多いと管理も大変、場所も取るし、出費もかさむ、しばらくは物を把握し、欲しいものをなんとかしようとするケチケチ大作戦を開始することにしました
とりあえず新しく買ったペンのお話から

一応目次

ナカトシ産業 キラキラ蛍光マーカペン

ちなみに真ん中の2本のペン、ラメペンだ!と買ってきてよく見ると、マーカーペンでした。ラメのマーカーペンってキラリッチやん!

青と紫の2色セットだったのですが、どっちもキラリッチより濃いめ
最初に青を塗ったら銀のラメと青が分離してたので、横にしたペンを振ったら、蓋をしてたのにインクが飛び散る大惨事に。キラリッチめっちゃ使ってたけど流石に分離してたことなかったよ
色はキレイだけど濃い色なのでブラックぬりえに使っても目立たないし、マーカーとして使用しても字が読みにくそう。でも色は好き

イラスト用水彩ブラシペン

別に2セット買ったのは同じメーカーの水彩筆ペンです
1月にOhuhuの水彩筆ペン48色セットを買った後にセリアで見かけて嘘だろ!と二度見しました
一応肌色系のセットだけ買ったんですが、水彩なら濃い色を水で薄めることは出来るけど、お安いスケッチブックやぬりえだと水が多いと塗りにくそうなので最初から薄い色を持ってたほうがいいかもと、淡い色とohuhuのペンになさそうな色を買ってみました

Ohuhuの似た色と比べてみると、やっぱり淡いですね
レモンイエローが普通に黄色なのは予定外だけどターコイズグリーンがいい色なので許そう。ライラックとアクアブルーも素敵

ちなみにOhuhuの水彩筆ペンには色名無いのでセットの並びで番号つけてます

よく考えたらペンだって重色出来るんじゃない?と色を重ねてみて、ohuhuの赤(だと思う)にレモンイエローを重ねて、軽く一度じゃ上手く重ならなかったので再度重ね塗りをしたら下の赤が溶けてきれいな朱色になりました、混色できるんですね、なるほど。ペン先は汚れましたがスケッチブックに線を書いてるうちに落ちました、ちょっともったいないのでクッキングシートに1滴水を垂らしてその上で筆先のインクを溶かしても良いかも
混色出来るなら、さらに使える色のバリエーションが増えますね、やったね!

使える色を把握するため手持ちの水性ペン(あんまり水に溶けない)も含めての色見本もつくってみた

ohuhuのお陰でめっちゃ色が増えた(いきなり48色だからなぁ…)、緑とオレンジが多いなぁ、結構色のバリエーションがあるので使う色にそんなに困らなさそう
本当は他にも結構水性ペンがあるんですが、細身のあるドットペンやマイルドライナーとカラー筆ペンのみで見本作ってます。マーカーペンやクリッカートは使う用途が異なるので省略、あとメタリック、ラメ、ポスカも

ohuhuのペンを買う前にはよくダイソーのブラックぬりえに水性ペンを使ってました、紙の吸い込みがいいのかムラになりにくくて、陰影塗らないサンリオにめっちゃ使えるんですよね
すべてペンで塗ったのはこのポチャッコくらいですけど
所々グレーで塗られてるのでペンだとくすんだ色になりがちなうえ、黒の上には色が出ないので色鉛筆と併用して塗ってました

流石に増えすぎて、使い切れる気がしないので、他のぬりえにも時には水も加えつつガンガン使っていこうと思います
混色実験もやりたいけど、水彩色鉛筆の練習もしたい
やりたい事多すぎて、ほんと時間管理出来る大人になりたい…頑張ろ

水彩ペンと水彩色鉛筆の溶かした色見本も作らなきゃね

サクラマット水彩で混色してみた

サクラマット水彩12色が混色の事を考えて色のセレクトされてることに感心しつつ、早速色々お試ししてみました

紙はセリアで買ったポストカードサイズのマルマンのスケッチブックですが、水加減難しい!色見本を濃淡つけて塗りたかったのに全然水の多い薄い色にならないし、水加減少なめにしたのに水たまりができたり、紙のせいもあるだろうけど、私の腕と水加減の問題が大きいので、マルマンスケッチブックでベストな水の量を見つけていかないと…

ちなみに緑が2つあるのは水加減を大失敗したからです(滝汗) 緑の水を多くするとエメラルド色ぽい色になって可愛いな…って今回は混色お試しの話ー!

水加減に苦戦したりで、うっかり使った色をメモしそこねたけど混色楽しいです!

色鉛筆の重ね塗りは重ねてみないと分からない所が多くて、色味を読み間違えて組み合わせに大失敗とか、いまだによくやるけど、絵の具の混色はパレットの上で作りたい色を作るので出来る色が分かりやすい

色鉛筆の紅色は少し青みが入った赤だと思うんですが、本当にそうか自信がなくて、今回の混色で赤にほんのわずかに青を混ぜたら紅色になってくれたのでめっちゃ嬉しかった

混色を理解しやすくなるのに絵の具使うのはアリですね

ただ、前の記事に書いたように色相環の離れた色を混ぜると濁りやすい

あと水彩は違うかもだけど、相手の色を染めやすい色ってのが絵の具にはあるのでそこに注意が必要かな。自分の使ってたアクリル絵の具は赤が強すぎて、瓶で色を作るのにもちょっと大きい耳かきみたいな調色スプーンで少しづつ足していかないといけなかったので、そこら辺を知っとくと色を作りに失敗しにくいかも

で、色々混ぜるとサクラマット水彩で作りやすい色と作りにくい色がちょっとだけ分かってきたかも(お試し写真再び)

まずは作りやすい色

黄緑、青緑、緑などの緑系

レモン色とセルリアンブルーと緑寄りの黄と青があるので鮮やかさを損なわず緑を作りやすいうえに、赤茶やうすだいだいでくすんだ緑も作れそう。青緑が作りやすいので深緑も作りやすそう

混色実験でもっといろいろ作ってみればよかったなぁ、あとで試そう

黄色、橙などの暖色

黄みの赤である朱色があるため、暖色は作りやすい

”ちゃいろ”が赤茶色なので茶色が鬼門

黄色に朱色を少しだけ混ぜると簡単に山吹色ができる(朱色のした2番目の◯)

うすだいだいに朱色をほんの少し混ぜてあげると可愛い肌色になる

逆に混色で作るのが難しい色

紫、青紫、赤紫などの紫系

赤と青を混ぜるとくすんだ紫になる、サクラマット水彩12色に紫よりの中間の色が無いだから赤と青を混ぜるしか無いというのが問題、紫に必要な2色の中で最も色味が離れた色同士の組み合わせで作るから濁るのはある意味当然

黄色寄りだと12色でも朱色とセルリアンブルーがあるけど、紫寄りは全28色でもほとんど無さげ

そもそも紫は透明水彩でも鮮やかに作るのが難しい色らしいので素直に紫の絵の具を買った方が良さげですね

サクラマット水彩全28色に青紫が無いので群青色に紫を混ぜたら良いのかなぁ…

青紫も赤紫も色鉛筆で多用する色なので無いとツライなぁ

茶色

12色にちゃいろは入ってるんですが、赤茶色よりな色でして、黒を混ぜるといい感じの焦げ茶になってくれるんですが、茶色ではない

青みを足せばいいの?と僅かに青を足したら、混ぜが足らんのか相性か分離してしまい涙目、灰色っぽい色になったし(補色に近づいてるから当然ちゃ当然)

茶色のレシピは赤+黄+黒ですが、これも濁りそうな予感しかしない…幸い同時に買ったターナー透明水彩12色に茶色系統が多いので茶はこっちを使おうかな

全体的に黄色、橙、緑での混色はしやすそう

赤と青は黄色よりの混色はしやすいけど、紫よりの混色をしようと思うと苦労しそう(紫よりの中間色が12色に無い)

ただ赤にわずかに青を混ぜて簡単に紅色が作れるのはめっちゃ嬉しい、色鉛筆じゃ無理! (赤の一番下の大きな◯)

後で作りやすい緑とオレンジ系統で色んなパターンの混色を試して遊んでみたいと思います

サクラマット水彩12色にレモン色が入っているのはなんで?

サクラマット水彩の12色セットって、色鉛筆の12色に比べるとちょっと不思議な色の組み合わせ
色鉛筆なら36セットにしか入っていないレモン色が入ってるのなんでだろう?って考えて「青や緑と混色する為じゃないかな」と気づいて、桃色じゃなく朱色が入ってる事にめちゃくちゃ納得しました。よく考えられてるなぁ

色鉛筆だとあまり気にならないけど、色相環上で離れた色、色味が大分違う色同士を混ぜると濁りやすいらしいです
昔アクリル絵の具を調色してた時は考えてなかったけど、言われてみると紫とか鮮やかでない落ち着いた色になってた、今思えばそういう事だったのか、なるほど!

で、色相環の色って少しづつ色味の割合が変わりながら次の色になっていきます、例えば赤だと橙に変わっていく段階で赤70%、橙30%から赤60%、橙40%みたいな感じに。
ということは、だいだいを作る組み合わせは黄色と赤だけど、黄色100%、赤100%の色を混ぜるより、赤50%橙50%の色と橙50%黄50%の色を混ぜた方が鮮やかなオレンジになるって事
割合は違うけど色鉛筆で言うと黄色と赤より、”赤みの黄色”の山吹色と”黄みの赤”の朱色を混ぜた方が鮮やかだよって話です

だから朱色があると暖色が作りやすい!最初からオレンジの絵の具変えば良くね?という人もいるだろうけど、オレンジより朱色の方が混色で作れる色の幅が大きいと思うので、オレンジ好きの私でも、絵の具なら朱色の方があると嬉しいです

ちなみに学童用定番の座を二分する「ぺんてるF水彩」には12色にオレンジが入ってます
F水彩には桃色も入ってるんですが、自分は橙が入ったピンクが好きで、白と赤にオレンジ混ぜてピンク作ってた人なので、桃色の絵の具はいらないので、12色のセレクトはサクラさんがめちゃ好みです、ぺんてるさんの12色はそのまま使いたい色集めましたって感じ

で、問題のレモン色ですが、少し緑がはいった黄色です
ということは緑や青にレモン色を混ぜると黄色より鮮やかな黄緑や緑になります
あと馴染みのないカタカナ名の「セルリアンブルー」は少し緑のはいった青なので、レモン×セルリアンブルーで鮮やかな緑が作れます

サクラもぺんてるも学童用の水彩絵の具は実は不透明絵の具で透明水彩より濁りやすいのでこういう工夫ありがたいです

ちなみにサクラマット水彩12色にはもう一個種類があってこっちにはうすだいだいの代わりに黄土色、セルリアンブルーの代わりに藍色が入ってます。青緑好きとしてはセルリアンブルーは必要だし好きだけど、藍色欲しいなぁ…青紫がないから藍色作るのめっちゃ大変そうだし、バラで売ってるか探してみたい

私は12ml入りのポリチューブを買ったんですが、実は5mlのラミネートチューブタイプもあると買ってから知りました
定価だと5mlチューブ24色と12mlチューブ12色とさほど値段が変わらず、12mをl使い切れる気がしないのでこっち買えば良かったなぁと思ったけど、買ってしまったので混色でガンガン色作って使い倒すしかないですね
というわけで混色を試した記事も一緒に書こうと思ったんですが、思った以上に長くなったので記事を分けます

また本が増えました

節約モードに入ろうと思いながら12色の水彩絵の具を2セットも買ってしまったのですが

今日はまた本を買ってしまいました

水彩色鉛筆のレッスン本と初音ミクのぬりえです

色遊びからはじめる水彩色鉛筆レッスン帖

水彩色鉛筆の本は一冊初心者向けのを持ってるんですがイマイチ頭に入ってこないので、書き込みタイプにした方がいいんじゃないと

(説明されてるイラストのぬりえ(しかも主線が目立たない色付き)があるので)

水彩色鉛筆や水彩筆ペンでの混色が分からなくて、水彩絵の具を買ったんですが、この本の表紙を見るとめちゃくちゃ混色されてますね

水色の服に紫が入っていたり、色が抜かれてる部分があったり、水彩色鉛筆でもこんな塗り方出来るんだ、ふんわりだけど複雑な色がいいなぁ

ティッシュで色を抜くなんてテク初めて知りました

混色や重色、両方のきちんと説明されてて、グラデーションのやり方も分かりやすいかも、これで水彩色鉛筆も使いこなせるようになりたいです

ちなみに最初に買った本はこれ、一番分かりやすいって聞いたんだけどなぁ…

初音ミクのぬりえ2 feat鏡音リン・レン

もうぬりえは買わないつもりだったんですが中古で発見してしまったので

鏡音リン・レンのイラストが多いので「少年が塗れるのですよ」(ここめっちゃ重要)

だってぬりえにでてくる人物って女性ばっかじゃないですか!イケメンや少年キャラも塗りたいですよ、現状手持ちで一番男性が塗れるぬりえがショウワノートの名探偵コナンという現実

むしろ前作より好みのイラストが多いかも。ブレザーのリンレンのイラストがめちゃかわ。基本の衣装がセーラーなので学生服ぽいイラストが多くて嬉しい、表紙のイラストも青緑や紺が多いのにPOPさもあって素敵

男性キャラの短いポニテが好きという性癖持ちなのでレン君塗るのめっちゃ楽しみです

もじゃクッキーさんの塗り方解説、前作は結構無難だったのに、肌の塗り方で影に赤、さらに暗い所に群青色、メインに橙で解説されてて、さすが3原色塗りの方となった、あの方の色彩感覚どうなってるんですかね

3原色塗り、最近やって大失敗したんですよねぇ

本を増やしてしまったのでこれからもガンガン学んで、塗っていきます

水彩頑張るぞ!絵の練習は?(そろそろ諦め気味)

サクラマット水彩とターナー透明水彩を買いました

節約しよう、買い物控えようと思う時に限って、欲しいものがお安くなってたり、店頭に並んでるの、本当なんでだろうね

ここ半年、ちょっと金銭的に気持ち余裕が出来たかなぁと思ってたんですが、また逆戻りになりそうでアイタタタ

とはいえ、ここ半年で買ったものの8割以上が画材と書籍だったので助かった。

知識と技術力は裏切らない!アップデートを怠らなければだけども

 

節約するはずが12色セットの水彩絵の具2セットも買ってしまいました

水彩色鉛筆(ノリス36色、旧カラト13色)と水彩筆ペン(48色)を持ってるんですが、混色をどうやって良いのか分からず、やっぱり絵の具も必要かなと思ったものの透明水彩って12色で定価3000円近く普通にするのでなかなか手がだせずにいたのですが

そんな時、不透明水彩だけど結構大人でも使えるらしい気になっていた学童用の定番サクラマット水彩が近所の文具店で半額の748円だったので思わず買ってしまったのでした

貧乏性だから最初が惜しみなく使えるお安い絵の具で色々試してからお高い透明水彩買ってもいいよね!と思ったわけですが

サクラマット水彩は不透明水彩なので当然混色するとくすんだ色になりやすいわけで「彩度低い色もいいんだけど、鮮やかで混色で濁りにくい透明水彩もあった方がいいんだろうな、慣れた頃にバラで集めても良いのかもね」と思っててたら、ターナーの透明水彩が割とクセの無い使いやすい色のセレクトでお安いと聞きAmazonで値段見たら12色が47%引きで1300円、安すぎでしょ!タイムセールとは書いてないけど何時までこの値段か分からないから買っておかねば!となったらいきなり24本の絵の具が増えました

結局透明水彩セット買うならサクラマット買わなくても良かったのでは…と思わなくもないけど、量が倍以上で惜しみなく使えるしまぁ良いか

ターナー透明水彩、サクラマット水彩 12色セット

透明水彩は子供用と色の構成が全然違いますね、パッケージだけで見ると渋い色多いな!

混色前提でのセレクトなのかな、あと色の名前がよく分からん!透明水彩の色名長すぎない?

比べて学童用は分かりやす…セルリアンブルー?

ビリジアンはないのですね、子供の頃の絵の具にはあったんだけどな、名前が印象的に過ぎてこれだけは覚えてるんだけど、確か青みのある濃い緑だったような、リストラかな、ちょっと寂しい

12色にレモン色があるのに驚き、朱色があるのは何気にありがたいな、オレンジが作りやすそう

手持ちの水彩画材達

水彩筆ペン、水彩色鉛筆を加えると十分過ぎる位の水彩画材の量になりました

どれも多分使い切るのに年単位かかるから、絵の具は12色×2で足りないと思った色を買い足す位で良さそう。ホルベインなら隣町の高級めの文具店でバラ売りされてるので(呉竹ZIGリアルブラッシュもバラ売りされてる)補充も大丈夫そうだし、これからの出費はそんなにかからないと思うんだよなぁ

水彩筆ペンは手持ちの水性筆ペンと組み合わせて水に溶かさず使えるし、今は絵が全然なので、水彩紙はしばらく使うことないと思うので、絵の具だと水が多く必要な薄い色は筆ペンや色鉛筆で使い分けたいなと思ってます

 

日本色研 新配色カード199a

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あと新配色カード199aも買いました

検定受けないなら無くてもいいんだけど、明度や彩度により色の変化を体感的に知りたかったので、色相環や明度、彩度で並べ替えなどを試してみたいです

今は無駄なお金の使い方してないと信じよう!

これだけ買ったら水彩頑張らないわけにはいかないし、早速試し塗りと混色遊びがしたいのですがここ数日手湿疹がぶり返して字を書くのすらキツイので今日はお預け

せっかくなので今のうちに自分の集めた画材がどれくらいあるか把握してみようと思います

色鉛筆の混色(重色)は薄い色から塗るってホント?

混色実践編の記事を書きながら色々検索してたら「重ね塗りで色を作るときはまず最初に薄い色をのせます」という説明をしてるサイトを複数見かけまして

とてもしっかりした講座サイトさんばかりで正しいんだと思うけど、自分の経験からしたらめちゃくちゃ納得いかない!それやって何十回と失敗して来たんですけど私!

それなら、と類似色同士と青と黄色などの色相が大きく違う色同士、それぞれで私なりに色々と考えてみました

まずは類似色で薄い色を先に塗った時について

私が何度も繰り返してしまった失敗が、濃い色を塗りたいのに、濃くなり過ぎるのを恐れて塗りたい色より1段階明るい薄い色を選んで、全然濃くならない事

プリキュアの髪とか結構濃いめのピンクが多いのだけど、失敗を恐れて最初に薄紅色等を入れていまい、上から紅色や赤紫を重ねても全然濃くならず心が折れてそのまま完成させてしまう、その失敗を何十回レベルでやらかしてます

あまりにも同じ失敗をしたおかげで、最近はこれを逆手に取って、立体感を出す為明るい所を塗り分ける時、明るくしたい所に先に明るい色を塗っておくようにしてます、塗り残すの大変だし、先に明るい色を塗ると塗り分けしなくても色の差がでて楽なのです

でもよく考えたら、これって色鉛筆にもよるかもしれません

ぬりえブロガーさんのレヴューなどで良点として「薄い色の上に濃い色を乗せても色が乗ってくれる」事をあげてるのを見たことあるので、薄い色から濃い色の重ね塗りが苦手な色鉛筆が多い可能性がありそうですね。特に安価な色鉛筆だと薄い色から濃い色の重ね塗りは避けるのが無難かもしれません

次は黄色と青など色相の離れた色で混色する場合

この間、山吹色、黄色、レモン色に青を加えて色を作って比較したのですが、青の上から黄色を塗ったので、黄色系を先にしっかり塗ってから青を塗る、薄く黄色塗って青を塗ってを繰り返すの両方を試してみました

ちなみに青から黄色の重ね塗りはこんな感じ

↑重ね塗り後、↓重ね塗り前(三菱ポリカラーの青、山吹色、黄色、レモン色を使用)

まずはしっかり黄色系を塗ってから青を塗った場合

下の黄色が思いっきり青に負けて、青みが強すぎて青緑になります。しっかり青を塗ったら完全に黄色が死ぬので青の塗りが雑になってます

青が強すぎて黄色の色味の違いもわかりません

次は黄色と青を薄く交互に

…実はこれ途中で心折れて完成すらしなかったんです、大きく異なる色の重ね塗りって実はとても難しいんです

下の色をムラを無くきれいに塗らないと、最後まで目立つムラが残るのです

重ね塗りの重色は一番最初に塗った色に一番影響されるので最初にムラになって均一に色が乗ってない所があって、そのまま次の色を乗せるとそれぞれ違う下の色に影響される色になるのでムラやまだらな印象になってしまいます、もちろん最初の1回以外もキレイに塗らないとムラになるので、それを薄く何度もしなければいけないので相当難しいです

類似色だとほとんど気にならないんですけどね

それが出来たとしても黄色が青に負けるので、青に対して黄色を複数回重ねないと緑にならないです

ポリクロモスやカリスマカラーなど高級色鉛筆を使うなら別ですが安価な色鉛筆を使うなら濃い色を先に塗る方がいいなかなとやっぱり自分は思います

薄い色を先に塗るのが基本とおっしゃてたサイトさんは理由として先に濃い色を塗ると修正が難しいからと書いていたので、たしかにそれも正しいとは思うので、修正がしやすい、イメージした色を出しやすい方と自分のやりやすい順番でいいかなと思います

一番重要なのは、色鉛筆の混色(重色)は一番下に塗った色の影響が最後まで残るということ

黄色と青や赤などは下地の黄色が負けてしまいますが、基本的に1番最初の色が最終的な色に1番影響するので、より強くだしたい色味や濃さに合わせて色を選ぶ必要があるということです

黄色と青や赤みたいなこともあるし、相性もあると思うので、ここらへんは色々試してるみるのが一番だと思います

次回は「色相環を見ると重ねる色の組み合わせが分かりやすいよ」の回です

自分は最近気が付きました。もっと早くに知りたかったよ!