今日もぬりえ日和

趣味のぬりえの話を中心に、部屋の片付け奮闘記など

サクラマット水彩で混色してみた

サクラマット水彩12色が混色の事を考えて色のセレクトされてることに感心しつつ、早速色々お試ししてみました

紙はセリアで買ったポストカードサイズのマルマンのスケッチブックですが、水加減難しい!色見本を濃淡つけて塗りたかったのに全然水の多い薄い色にならないし、水加減少なめにしたのに水たまりができたり、紙のせいもあるだろうけど、私の腕と水加減の問題が大きいので、マルマンスケッチブックでベストな水の量を見つけていかないと…

ちなみに緑が2つあるのは水加減を大失敗したからです(滝汗) 緑の水を多くするとエメラルド色ぽい色になって可愛いな…って今回は混色お試しの話ー!

水加減に苦戦したりで、うっかり使った色をメモしそこねたけど混色楽しいです!

色鉛筆の重ね塗りは重ねてみないと分からない所が多くて、色味を読み間違えて組み合わせに大失敗とか、いまだによくやるけど、絵の具の混色はパレットの上で作りたい色を作るので出来る色が分かりやすい

色鉛筆の紅色は少し青みが入った赤だと思うんですが、本当にそうか自信がなくて、今回の混色で赤にほんのわずかに青を混ぜたら紅色になってくれたのでめっちゃ嬉しかった

混色を理解しやすくなるのに絵の具使うのはアリですね

ただ、前の記事に書いたように色相環の離れた色を混ぜると濁りやすい

あと水彩は違うかもだけど、相手の色を染めやすい色ってのが絵の具にはあるのでそこに注意が必要かな。自分の使ってたアクリル絵の具は赤が強すぎて、瓶で色を作るのにもちょっと大きい耳かきみたいな調色スプーンで少しづつ足していかないといけなかったので、そこら辺を知っとくと色を作りに失敗しにくいかも

で、色々混ぜるとサクラマット水彩で作りやすい色と作りにくい色がちょっとだけ分かってきたかも(お試し写真再び)

まずは作りやすい色

黄緑、青緑、緑などの緑系

レモン色とセルリアンブルーと緑寄りの黄と青があるので鮮やかさを損なわず緑を作りやすいうえに、赤茶やうすだいだいでくすんだ緑も作れそう。青緑が作りやすいので深緑も作りやすそう

混色実験でもっといろいろ作ってみればよかったなぁ、あとで試そう

黄色、橙などの暖色

黄みの赤である朱色があるため、暖色は作りやすい

”ちゃいろ”が赤茶色なので茶色が鬼門

黄色に朱色を少しだけ混ぜると簡単に山吹色ができる(朱色のした2番目の◯)

うすだいだいに朱色をほんの少し混ぜてあげると可愛い肌色になる

逆に混色で作るのが難しい色

紫、青紫、赤紫などの紫系

赤と青を混ぜるとくすんだ紫になる、サクラマット水彩12色に紫よりの中間の色が無いだから赤と青を混ぜるしか無いというのが問題、紫に必要な2色の中で最も色味が離れた色同士の組み合わせで作るから濁るのはある意味当然

黄色寄りだと12色でも朱色とセルリアンブルーがあるけど、紫寄りは全28色でもほとんど無さげ

そもそも紫は透明水彩でも鮮やかに作るのが難しい色らしいので素直に紫の絵の具を買った方が良さげですね

サクラマット水彩全28色に青紫が無いので群青色に紫を混ぜたら良いのかなぁ…

青紫も赤紫も色鉛筆で多用する色なので無いとツライなぁ

茶色

12色にちゃいろは入ってるんですが、赤茶色よりな色でして、黒を混ぜるといい感じの焦げ茶になってくれるんですが、茶色ではない

青みを足せばいいの?と僅かに青を足したら、混ぜが足らんのか相性か分離してしまい涙目、灰色っぽい色になったし(補色に近づいてるから当然ちゃ当然)

茶色のレシピは赤+黄+黒ですが、これも濁りそうな予感しかしない…幸い同時に買ったターナー透明水彩12色に茶色系統が多いので茶はこっちを使おうかな

全体的に黄色、橙、緑での混色はしやすそう

赤と青は黄色よりの混色はしやすいけど、紫よりの混色をしようと思うと苦労しそう(紫よりの中間色が12色に無い)

ただ赤にわずかに青を混ぜて簡単に紅色が作れるのはめっちゃ嬉しい、色鉛筆じゃ無理! (赤の一番下の大きな◯)

後で作りやすい緑とオレンジ系統で色んなパターンの混色を試して遊んでみたいと思います