前回のヴィクトリアン幻想図鑑のぬりえで、あえてムラを出す為に色鉛筆の芯を削って粉にして指でこすりつけて色を付ける方法が楽しかったので、またやってみました
完成、雨の柱以外の背景とカタツムリは粉をこすりつけてます
このぬりえの線画はダイソーで売ってる(大創出版)[懸賞まちがい探しマガジン]のコロリアージュまちがい探しのものなんですが、雑誌自体が描き下ろしイラストだらけの全40問で110円というコスパモンスターの為、塗りやすい紙ではないので、製図用ケント紙にモノクロコピーしてます
写真はコピー前と実際の雑誌(現在の最新は42号)
で、本題のぬりえですが、まずは背景を塗り始めてみました
狭い範囲を塗るのが難しいので、後からだとしっかり塗った部分が汚れるのでキワのほうが塗れないので、いつも背景は最後か塗らないので新鮮
背景塗り終えたところ
下の緑はエメラルド色にしたかったんですが、トンボ1500(PQ)以外の手持ちの色鉛筆だとキレイに色が乗りません
トンボ1500は色鉛筆の色の粒が細かくて芯を削るとサラッとした粉になるんです、だからこそできるテクなのかも
トンボにエメラルド色が無いのでグラデーションになるように意識しながら薄青と黄緑を重ねました、ここで混色に味占めてきれい色でふわっと塗るつもりが、この段階でちょっと複雑な色味に
きれい色縛りって難しいんですよ、メリハリが無く単調になるし、他のトーンの色を混ぜると悪目立ちするので使う色が限られるしで、混色で色に複雑さと深みを足してます
きれい色だらけは初心者の時にやりがちですが、余程のセンスが無いと限られた色で組み合わせ変えるだけのワンパターンになるので、実は初心者ほど避けた方が良いです
で、一気に完成(全然写真撮ってなかった)
どうせだから葉っぱの傘とカタツムリも粉こすりつけ塗りで下塗り、レインコート等は同じトンボで普通に塗ってるんだけどきめ細かさが違います、こすりつけ塗りだとザラザラな感じになります
上から色を重ねられるので下塗りに使って、お手軽に情報量増やして奥行きや深みを出せそう、これ面白いなぁ
本当はこういうのパステルでするんだろうけど、パステルは広い面をふわっと塗るのに良さそうで使ってみたいのですが、フィキサチーフという大問題が…
喘息持ちなのでスプレーは極力使いたくないのですよね
これもこれからの課題の1つにしときましょう
趣味レベルなら塗布しなくてもいいとも聞くので思い切って試してみましょう
パステルってどこで買うんだろう(そっからかよ/汗)